手技療法はさまざまなテクニックが毎年のように考案されています。これは手技療法の進歩でもある反面、初学者にとっては何から学び始めればよいかわからず、迷ってしまう原因になるかもしれません。

しかし、どれほど独自性があったとしても手技である以上は「触れる・感じる・動かす」など共通点は多いもの。その基本を身につけておけば、どの技法を学んだとしても習得はより早くなるはずです。

反対に、基本が不十分なまま無理な操作を行ってしまうと、効果が乏しいばかりかクライアントもセラピスト自身も身体を傷めかねず、実際に手や腰を傷めている施術者は少なくありません。

正確な評価と適切な介入のためには、施術者自身にとって無理のない操作を身に付けておく必要があります。

このセミナーでは、あらゆるテクニックに共通する基礎技術を、学び始めたばかりの方でもわかりやすいよう、身近な日常の動きに結び付けながら、かつ現場でも用いやすい方法をご紹介します。

特に、手技療法を用いる上での心構えの他、最低限身に付けておきたい「ポジショニング・支持固定・方向調整の技法」のイロハを、ストレッチや圧迫法などを通して身体で学べるよう実技中心で行います。

手技療法に関心をお持ちの方、どうぞご参加ください。

12月14日㈯ 18:30～21:00　￥7,000　
※会場は開始15分前からです。