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MCP上肢編〜上肢の関節機能に対するアプローチ〜
MCP(musucle conditioning using palpation:触察技術を用いた筋コンディショニング)は、手技療法を徒手による機械的刺激を用いた物理療法と捉え、目的とする効果に基づいて、刺激を入力する受容器を選定。解剖学的情報からその部位を特定し、その部位に適切な刺激を行う事で筋機能の正常化を図るコンディショニングテクニックです。
効果を得るための必要な知識と技術は運動器系の体表解剖学的知識と触察技術だけであり、熟練を必要とする関節操作などの手技は必要ありません。
上述した特定の部位さえ正しく触知する事ができれば、それだけで誰でも効果を得ることが可能です。
様々な手技療法における「触れる場所」は手技の上級者と初心者の間の経験差という壁の正体の1つでもあります。
その「場所」を人体の詳細な地図となる体表解剖学に落とし込み、明確にした同テクニックは、皆さんが現在使用されている様々な手技の技術向上にも繋がるテクニックであると思いますので、多くの方のご参加をお待ちしております。
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