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学会研修会

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2024.09.20掲載

【オンライン】覚えておきたい!脳卒中片麻痺患者の障害像を理解するポイント3days

障害像を理解するための運動学や神経生理学のポイントを臨床視点で考察し臨床に結びつけよう!若手PTOTにオススメです

覚えておきたい!脳卒中片麻痺患者の障害像を理解するポイント3days

【こんな方にオススメ】
・脳卒中片麻痺患者の障害像を基礎から学びたい
・脳卒中片麻痺患者に対する介入戦略を学びたい
・脳卒中の疾患特異性を学びたい
・脳卒中片麻痺患者のリハビリに自信の持てない方
・神経生理学とバイオメカニクスの理解を深めたい
・体幹機能について学びたい

【概要】
今回は脳卒中片麻痺患者の障害像を基礎から整理し臨床に結びつけるためのポイントを学びます。
体幹上肢下肢の部位別に構成し各テーマ毎に計3日間開催します。

脳卒中後遺症の代表である片麻痺は運動機能の障害を呈し、日常生活を送る上で支障を来たすものとなります。
我々セラピストは臨床上、この運動麻痺に対して介入することはいずれの病期であっても必要不可欠といえるかと思います。

我々セラピストは動作分析や各評価に基づき対象者の問題点を抽出し、そこから治療を展開していきます。
しかし諸評価においては必ず個別性が存在しているため、全てを標準化することは非常に難しいでしょう。
特に今回のテーマである脳卒中患者ではその症状が多岐に渡るためより苦手意識を持たれている方も多いのではないでしょうか。

今回のセミナーでは、そのような苦手を克服するべく、脳卒中片麻痺患者の障害像について多角的な視点から出来るだけ分かりやすくお伝えしていく予定です。
そして1日だけでは伝えきれない内容と判断し、今回は3日間に分けて開催します。
3日間じっくり学び、臨床での捉え方および活かし方を考察していきましょう。
3日間のテーマは、「体幹」「上肢」「下肢」となります。
各テーマごとに「基本機能と運動学」と「脳卒中片麻痺患者の身体機能の障害像」の特徴や観察の視点にフォーカスします。
出来るだけ内容を噛み砕いて説明しますので、脳卒中片麻痺患者への介入に自信のない方でも安心して参加できる内容を予定しています。

【10/30Day1内容】
テーマ:脳卒中片麻痺患者の体幹機能と運動学
体幹とは身体の根幹となる部分であり、ヒトが四肢を動かし、生活していくために、その「土台」となります。
そのため体幹機能は、歩行や座位姿勢などにも大きく関係し、また、四肢の動作との関連も強い事から様々な治療場面でキーポイントとなります。
脳卒中片麻痺患者に対する介入においても、体幹機能が低下している方も多く散見されることは皆様も臨床でご経験があることではないでしょうか。
四肢の随意的な運動を構築していく上で、体幹機能との結びつきを理解する必要があります。
そしてそれらを理解し臨床場面に結びつけるために、この体幹編では、体幹の構成要素や姿勢制御システムなどの運動学や神経生理学の知識を整理します。

・体幹の構成要素
・体幹の役割
・体幹による姿勢制御とバランス
・体幹機能評価の基本的な考え方
・脳卒中片麻痺患者の体幹機能障害
・神経システムと体幹機能
・脳卒中片麻痺患者の体幹をどう捉えるか
・脳卒中片麻痺患者の体幹への介入戦略
など

【11/13Day2内容】
テーマ:脳卒中片麻痺患者の上肢機能と運動学
上肢機能とは、食事、整容、着脱衣、書字などの日常生活の大半に関与してくる精緻な運動スキルにとって非常に重要な基礎となります。
その中でもリーチ動作は目標物への手の移送を行うために必須の動作であるため、我々セラピストにとってセラピー対象となることが多いのではないでしょうか。
リーチ動作とは、体幹や肩甲帯を含む上肢全体の基礎的機能が協調して活動することによりその運動を効率よく行うことができ、そこには筋骨格系の要素に限らず、様々な神経機構によって制御されているため、運動系制御に問題を抱える対象者の場合、問題点や課題設定を明確にすることに難渋しやすいところでもあります。
また、肩甲帯周囲の不安定性は歩行を含むADLにも大きく影響すること、末梢の巧緻運動を保証する安定性が必要なこと、OTやPTに関係なく上肢にトラブルを抱えている対象者に出くわす頻度が高いことなど、上肢機能の評価・治療を適切に行う事は重要となります。

・上肢の構成要素
・上肢の役割とバイオメカニクス
・上肢のスタビリティと自由度の高い運動とは
・上肢機能評価の基本的な考え方
・脳卒中片麻痺患者の上肢機能障害
・脳卒中片麻痺患者の亜脱臼
・神経システムと上肢機能
・脳卒中片麻痺患者の上肢をどう捉えるか
・脳卒中片麻痺患者の上肢への介入戦略
など

【11/27Day3内容】
テーマ:脳卒中片麻痺患者の下肢機能と運動学
ヒトにおける下肢とは、移動手段となる重要な部位である。
そのため病期に関わらず移動が介入目標となることは非常に多いことは皆さんも実感していることかと思います。
股関節は非常にダイナミックな自由度の高い関節であり、それ故に不安定性を来たしやすいことや、運動時痛が起こりやすい部位でもありますので、それゆえ大きな運動範囲を有することと、安定性を補償する二つの機能を考えた評価や介入が求められます。
膝関節は中間関節であるため股関節、足関節からの影響を受けやすく、軟部組織の豊富さから膝関節に直接的なトラブルがなかったとしても疼痛を惹起しやすい関節で、足関節、足部は関節及び筋が豊富であるため、一つの塊ではなく、それぞれの活動を考えなければいけません。
また、ヒトが生活する上で足部は唯一地面に触れている面であることから、運動連鎖の影響や固有受容感覚の入出力も考慮して介入する必要があります。

・下肢の構成要素
・下肢の役割とバイオメカニクス
・股関節と足関節によるバランス制御
・下肢機能評価の基本的な考え方
・脳卒中片麻痺患者の下肢機能障害
・神経システムと下肢機能
・脳卒中片麻痺患者の下肢をどう捉えるか
・脳卒中片麻痺患者の下肢への介入戦略
など

【タイムテーブル】
19:25よりZoom入室可能
19:30~20:10 各回前半テーマの講義
20:10~20:15 小休憩
20:15~20:55 各回後半テーマの講義
20:55~ 質疑応答

【講師】
理学療法士 森 佑大(名古屋自費リハビリ施設カラダの先生代表/TMPリハビリテーション研究会代表)
理学療法士 大上祐司(大阪自費リハビリ施設NEUROスタジオ施設長)

【開催要項】
日程:10月30日/11月13日/11月27日
時間:いずれも19:30-21:00
受講費:3回コース9,900円/単発での参加は1回につき3,960円
※振込にてお支払いお願いします。
視聴方法:Zoomにて開催。当日までにZoomアプリのダウンロードをお願いします。
定員:各回50名(先着順)

【参加に当たって】
見逃し配信あり:お申込者限定で開催後1ヶ月間に限り見逃し配信を行います。
当日リアルタイムで参加出来ない方も、後から見直したいなと思う方も是非ご視聴下さい。

【申込方法】
ホームページ内申込フォームよりお申し込みいただけます。(https://tmp-reha-lab.jimdo.com/)
お申し込み完了後、振込先をメールにてお知らせします。
振込が確認されましたら、開催日前日に当日視聴用のURLと資料をお送りします。

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研修会詳細

主催
TMPリハビリテーション研究会
開催日時
10月30日(水)、11月13日(水)、11月27日(水)
いずれも19:30-21:00
視聴・
支払方法
講師
費用
3回コース9,900円(税込)
単発参加3,960円(税込)
定員
50名
対象
PT、OT、ST、柔道整復師、トレーナー、機能訓練指導員など
ホームページ
https://karadanosensei.jp

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