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学会研修会

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2024.08.18掲載

私が考える腱板断裂保存症例の評価と治療ポイントは〇〇だ!

〜MRI&超音波エコーと整形外科テストを含む〜

前回は、肩腱板断裂のMRI・エコー所見に加え、肩腱板断裂特有の評価を紹介させて頂きました。

では所見を理解したとことで皆様は肩腱板断裂の患者様へのリハビリテーションをどのようなことを行っていますか?

どこの関節、どこの筋肉を使用して肩関節機能を上げることを考えて治療していますか?

私は残存腱板の機能を最大限に発揮・また代償動作を利用するために重要としているのは『肩甲帯機能』と『胸椎』そして『体幹機能』です。

上記の機能改善を図ることで、挙上90°以下の患者様が痛みなく160°以上の挙上を獲得することをよく経験します。

しかし90°での筋力発揮に関しては改善することが難しいですが、患者様のニーズによっては筋出力を求めるのではなく痛みの改善が主体の保存症例の方も沢山おられます。

また手術否定的な患者様や高齢で手術ができない患者様に対しての評価・治療に役立つ内容となっております。

今回は特に肩甲帯機能を中心に健常と腱板断裂の機能や筋活動を文献的に比較しながらお話をできればと思っています。

今回も実際の患者様のMRI所見・理学所見を元に実際の治療映像や自主トレを紹介させて頂きます。

私はこれまで、「肩」を専門的に診ている病院で、「腱板断裂」のある患者さんを沢山担当してきました。
運動器認定理学療法士は肩腱板断裂に対してなにを考え、なにを感じ、どのような治療展開を行っているのでしょうか?

ぜひ参加してみてください。きっと明日から患者様を診る目が変わりますよ!!

【項目】
1、 肩関節疾患を診る上で大切なこととは?

2、肩腱板断裂の病態&MRI・エコー所見のちょっと復習

3、肩甲骨のキネマテックスを理解しよう!
  腱板断裂症例になぜ肩甲帯機能が大切なのか?

4、腱板断裂保存症例の肩甲帯の固定と非固定評価が今後をわける・・・
  前方挙上動作時を健常群と腱板断裂で比較しよう

5、Scapular dyskinesisの包括的分類評価(Comprehensive claciffication test)って何?
  肩甲骨位置異常と各筋の筋活動を理解しよう!

6、IST(inter Scapulo-Thoracic muscles)を理解しよう! 

7 実際の患者様の肩甲帯機能向上方法って?

8、肩甲帯機能を維持する自主トレ

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研修会資料

研修会詳細

主催
HIPs[ヒップス] Health & Care Innovation Partners
開催日時
2024年9月20日(金)21:00〜23:00
視聴・
支払方法
講師
久須美雄矢
費用
1000円
定員
50名
対象
理学療法士、作業療法士、鍼灸師、柔道整復師、トレーナーなど身体に関わる方
ホームページ
https://online-shishow.com/seminars/122

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