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10月5日 C.I.T 実技セミナー『姿勢を意識した「食べる」ポジショニング』
C.I.T 実技セミナー『姿勢を意識した「食べる」ポジショニング』
【要約】
摂食嚥下障害に対するリハビリテーションは、口腔・顔面、咽頭や喉頭の機能性を中心に介入がなされている。摂食嚥下リハビリテーションでは、この部位に対する筋力増強などの介入はエビデンスレベルも高く、日常臨床の中でも広く展開されている。これらの介入は、頚部から上位の器官に対する介入であり、極めて限局的であると考えている。摂食嚥下障害患者で、介入に難渋する症例の中に姿勢の悪い患者は多く見受ける。円背が強い患者、側方に傾斜してしまう患者など、適切な座位保持が困難な患者の多くが嚥下障害を呈している印象がある。現在の介入は「座り方」に視点を置いた介入は希薄であり、不安定な姿勢に問題意識を置くことなく嚥下介入がなされている。
不良姿勢は、嚥下機能を抑制する事を把握すべきであり、嚥下障害に関わる職種の視点として当たり前に姿勢の評価・介入がなされるべきである。本セミナーでは姿勢と嚥下機能の関連について簡単に紹介し、その上で、姿勢を適切に整える外発的なポジショニングについて学習する。多くの体験を通して嚥下機能を改善させるためのポジショニングについて学んでいただきたいと思います。
【主な内容】
1. 導入
2. 異常姿勢と嚥下障害の関係性
3. シーティングとポジショニング
4. ポジショニング実践例
(脳卒中片麻痺・パーキンソン病・脊柱圧迫骨折・虚弱高齢者)
5. ベッド上でのポジショニング
6. 剛性を意識したポジショニングの実践例
7. 総括
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研修会詳細
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