脳卒中などの神経疾患では、痙縮の症状により基本動作が阻害され、生活の質が低下することが度々みられます。

そのため、リハビリ職種は痙縮に対する評価や治療を実施する必要があります。

しかし、現実的には痙縮を有する患者に対してストレッチング、マッサージ、投薬などによる画一的な治療法を実施する傾向があります。

近年、神経生理学的な側面より痙縮について様々なことがわかっており、それによりリハビリテーションにおける痙縮の評価や治療も変わりつつあります。

「痙縮の正体」を神経生理学に把握することで根拠に基づいた治療が可能となります。

本セミナーでは
痙縮とは何か？
痙縮に対する評価とは？
痙縮により阻害されている動作をどのようにして改善していくのか？
事例紹介を用いた痙縮の評価と運動療法
について学ぶことができます。


講師
東藤真理奈先生
博士(保健学)
関西医療大学　保健医療学部　理学療法学科　助教
関西医療大学附属診療所　リハビリテーション科　理学療法士
関西理学療法学会　評議員/基礎理学療法　講師