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学会研修会

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2024.12.27掲載

【第3回スキルアップセミナー】徒手療法と電気刺激療法の融合が切り拓く新しい筋膜治療の可能性

筋膜の治療に関わる全医療従事者必見‼ 超音波エコーが示す筋膜治療の新たな到達点

骨格筋を弛緩させる代表的な徒手療法の一つに、筋腱移行部に対して指腹による持続圧迫を加える手技があります。
私も臨床で多用する手技の一つですが、適切に実施できると当該筋が弛緩し、まるでバターが溶けるかのように指がより深部に入っていく感覚が得られます。このような独特の感覚は、実は筋間部に実施しても同様に得られることがあり、これは非常に興味深い現象です。
一方、筋膜は「マイオファシア」の名の通り、ファシアの一つであり、体表のみならず深部にも存在します。特に関節包周囲のマイオファシアは、骨格筋の収縮張力を腱を介して骨に伝え、適切な関節運動軸の形成に影響を与えると考えられることから、重要な治療対象組織といえます。
しかしながら、徒手療法により深部のマイオファシアに適切な伸張刺激を加えるには、高度な関節操作技術が必要となります。また、関節構成体の変形が重度の場合は、関節操作そのものが困難となります。このことから、深部のマイオファシアに対し行う徒手療法に代わる新たな治療手段を模索していました。そのような状況の中、現在私が新たな治療手段として注目しているのが電気刺激療法です。電気刺激療法を用いることで高度な関節操作技術を有していなくても、あるいは関節構成体の変形が進んでいなくても、深部のマイオファシアに対する治療ができるかもしれません。本セミナーでは、徒手療法と電気刺激療法、それぞれの立場から筋膜治療の可能性について言及しながら、両者を融合させた新しい筋膜治療の可能性についてお話しします。

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研修会詳細

主催
一般社団法人日本ファシアトレーニング研究会
開催日時
2025年1月18日(土)20時~21時まで
視聴・
支払方法
講師
永木 和載
費用
無料
定員
100
対象
ホームページ
https://zoom.us/webinar/register/WN_usmxLRY2Tkq4N2rvUrZAVg

お問い合わせ・お申し込み

上記URLよりウェビナーにお申込みください。
申込完了後、視聴URLをお送り致します。

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