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学会研修会

オンライン(WEB)
2024.11.06掲載

膝関節の運動器リハビリテーション 〜ADL改善に活かす機能解剖〜

<早期割引中>
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OTにオススメ。『膝関節の運動器リハビリ』
オンラインセミナー開催

■OTと膝関節リハビリ
ADLの再獲得や自立支援の目的でリハビリに関わっていると、膝関節への対応が求められます。
それは、移動の場面では歩行動作、トイレでの排泄時には立ち上がり動作や立位保持、更衣や入浴や爪切りに至るまでADLと膝関節は大きく関係するからです。

一方で、膝関節の関節機能に特化したリハビリはどちらかというとPTが得意としていて、膝関節症状に対するリハビリはPTに任せっきりになっているケースも多いでしょう。
結果的に膝関節のリハビリに苦手意識を持つOTも多いと聞きます。


■膝関節への苦手意識
例えば自宅での環境設定の場面で患者さんが「安全に」、「無理なく」生活が送れるように支援する際はOTの視点が生きるでしょう。
そこに膝関節の理解が加われば、最適で効果的なリハビリプランが提供できるようになります。
しかし、先ほども触れた膝関節に対する理解不足からくる苦手意識により、PTに対してまたは患者さん本人やご家族に「OTとしての意見」を自信を持って提案できていないのではないでしょうか?
「自分が担当していて良いのだろうか」
「どうやってPTと連携したら良いのだろうか」
と悩みが深まっていきます。
これは患者さんにとって、あなたにとっても必ずしも良い状況とは言えません。

訪問リハビリのような在宅支援の場面では、OTが自分1人で膝関節の訴えに対応する必要性も生まれます。
OTが膝関節に対して苦手意識を持ったままでいた場合、他職種との連携場面でチーム内での一貫性を失う恐れもあるのです。
では、その苦手意識はどこからくるのでしょうか?解剖学ではないですか?


■膝関節基礎知識の活かし方
膝関節のリハビリで、PTによる関節機能に特化した考え方と、OTによるADL指導のアイデアが合わされば患者さんのQOL向上に導いていけます。
膝関節ROM、筋力だけでなく「患者が自宅でどのように機能を発揮できるか」に着目するOTの視点は特に在宅支援の場面でとても有益です。
その実現のために、膝関節に関する基礎知識が必要なのはわかっていてもPTのような専門的な学習には壁を感じるOT。
特に解剖学に苦手意識を感じているのではないでしょうか?
学校で学んだ解剖学といえば、骨の形や筋の名称、、、ですね。たしかに「それだけ」では臨床に生かしずらいと思います。

それでは膝関節を苦手と感じるOTはどのような学習をすると良いでしょう?
その答えは、
膝関節について学習を深めていて、臨床で「OTとして」知識を活かしているOTから学ぶことです。


■講義内容
第1回:2025年 1月16日(木)20:00〜21:00
膝関節の解剖学と運動学
1.骨構造と関節の組成
大腿骨、脛骨、膝蓋骨: それぞれの役割と、関節面の構造的特性。
関節軟骨: 滑らかな運動を可能にする役割と摩耗の影響。
2.靭帯と半月板での安定性
ACL, PCL, MCL, LCL: 靭帯がどのように膝関節を安定させているか、それぞれの役割。
半月板の構造とその衝撃吸収機能。
3.筋肉の解剖学的特徴
膝関節に関連する主要な筋群(大腿四頭筋、ハムストリングス、腓腹筋など)。
特に大腿四頭筋の筋力低下が膝OAに与える影響。
4. 膝関節の運動学
膝関節の可動域(ROM)の正常範囲と異常範囲について(屈曲・伸展、回旋運動のメカニズム)
5.負荷と膝関節の動き
体重負荷時の力学的ストレス(立位や歩行時に膝にかかる力)。膝OA患者における異常な負荷分布とその影響。O脚やX脚などの変形が膝関節に与える影響。アライメント不良が進行するメカニズム。
6.関節運動の機能障害(基礎)
OAによる運動障害や、関節の安定性の低下による症状の発生メカニズム。
運動学的視点から見る膝の制限や不安定性。
7.触診動画

第2回:2025年 1月30日(木)20:00〜21:00
変形性膝関節症のリハビリテーション(保存療法)
1. 膝OAの病態と原因
・OAの基礎知識
・OAの定義と基本的な病態生理
・軟骨の摩耗、骨棘形成、滑膜の炎症とその影響
・進行段階に応じた膝関節の構造的変化
・OAの原因とリスクファクター
2.OA患者の症状と機能障害
・痛み、関節の硬さ、可動域の制限、関節の不安定性などの臨床的特徴。
・OAの進行メカニズム
・体重負荷や歩行による膝関節のさらなる損傷のメカニズム。
・OAの進行を早める要因と予防可能な要因。
3.膝OAの評価と治療
視診・触診: OA患者の外観、浮腫、関節変形の評価方法。
可動域: 屈曲・伸展の可動域とその制限。
4.リハビリの基礎的考え方
・運動療法
・物理療法(温熱療法、電気刺激、超音波治療)
・徒手療法
・患者教育
5.動画説明
・触診からのみるべきポイント(脛骨、膝蓋下脂肪体、膝蓋骨)
・アプローチ方法

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研修会詳細

主催
一般社団法人 国際統合リハビリテーション協会
開催日時
第1回:2025年1月16日 木曜日 20:00~21:00
第2回:2025年1月30日 木曜日 20:00~21:00


*質疑応答とアンケート回答の時間を含みます。終了時間は余裕を持ってご参加ください。
*受講者には当日の収録動画を、1週間後からご視聴いただけるように配信いたします。(1ヶ月限定)
当日の参加が難しい場合もご安心ください。
視聴・
支払方法
講師
費用
定価8,800円税込(12月26日 13:00までのお申し込みにて2,200円オフでご受講いただけます)
定員
450名
対象
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士
ホームページ
https://seminar.rehacollege.com/p/87Kd9IBqYuGm/BTQVlYwxrDLg?tid=POS

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