理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が集うリハビリ情報サイト

PT-OT-ST.NET

学会・研修会

New オフライン(対面): 2024.09.27掲載

関節ファシリテーション学会　関西支部　紹介講座

『臨床において改善しなければならない治療技術』

講師、宇都宮初夫先生より、メッセージです。
『使用する治療技術の理論的根拠となる基礎医学の進歩について、知っておくべきことに
ついて紹介したいと考えています。現在養成校で教授されている解剖学、生理学、運動科学、
病理学などいわゆる基礎医学は、今世紀になって目を見張るほどの進歩が見られています。
運動にかかわる専門家としてのPTOTにとって、この内容を臨床の技術に組み込まなければ、
目的とする治療効果は得られないということが明白になってきました。
運動に関係する神経（脳を含む）、筋、関節など、いわゆる「運動器」に関する臓器に
対する見方が前世紀のものとは全く異なっています。関節に関してはBiotribology が、
筋に関してはMuscle Biology 、神経に関してはNDN,　Silent afferent nerve などが考慮
されなければ、患者の問題点は解決されないことが証明されました。今回の紹介講座で、
これまでの基礎医学の不足および欠陥がなんであったかを明らかにして、これらの新しい
基礎医学を取り入れた治療技術はどうなるかについて実技を交えて紹介します。』
同じ職場の方にも広報の上、是非、お申し込みください。