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学会・研修会

New オフライン(対面) 資料有: 2024.09.23掲載

SJF技術と基本的動作介助法

拝啓、初秋の候、皆様におかれましてはますますご健勝のことと存じます。
　この度、私たち作業療法を語ろう会では、皆様に治療技術の向上や応用力を身につけ、対象者への治療に還元して頂きたく『SJF技術と基本的動作介助法』といったテーマで第2回実技研修会(下肢・体幹)を企画させて頂きました。
　SJFとは、関節ファシリテーション（Synovial　Joints　Facilitation）の略であり、関節内運動学に基づく関節内運動および関節の潤滑機構に基づく接近技術(close)を用いて、Mennellのjoint dysfunctionを治療し、自動・他動運動における関節の動きを、量的・質的に改善する治療的運動療法技術として理学療法士の宇都宮初夫先生によって開発されました。今回はこの技術を活かした研修会となっております。
　身体を動かす上で関節運動は必要であり、疼痛を誘発する原因として考えられることがあります。現在、疼痛の原因が神経や筋の問題と捉えアプローチし、治療効果が得られていない方はこの機会に関節面へのアプローチ技術を習得してみませんか？基本的な技術は様々な疾患に応用して活用も可能です。治療技術を習得することによって、関節運動が量的・質的に改善することでADLの幅は広がり、QOLの向上に繋がっていくことが考えられます。
　今回も引き続き、講師をして頂くのは宮本直也先生です。宮本先生は作業療法士として初めてSJFのインストラクターに認定され、どのように技術を活かしていくのか、臨床での思考の流れや経験談を踏まえて講義をして頂く運びとなっています。
　治療技術の向上を図りたい方や臨床での応用力を身につけたい方、基本的動作や歩行へのアプローチや介助方法に悩みがある方など、是非、この機会に実技研修会への参加をお待ちしております。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　敬具

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