〜理解と記憶が深まる2夜連続での開催！～
第1夜　2024年10月30日（水曜日）19：00～20：30
第2夜　2024年10月31日（木曜日）19：00～20：30
Web配信（Zoom)　LIVE配信のみ

“最近、虚血性心疾患に関する知識をアップデートしていますか？”

　狭心症や心筋梗塞など虚血性心疾患(IHD)に対する治療は、2020年のISCHEMIA試験の結果による“PCIやCABGなど血行再建の有用性の見直し”をはじめ、2023年に “新しいタイプの狭心症(INOCA)”がガイドラインへ掲載されるなど益々進化を遂げています。それに伴い、我々が目にするIHD患者の病態もここ数年で大きく変化しており、IHDに関する知識のアップデートは必須です。

　以下のような声をよく聞きませんか？

□急性期病院のリハ技師や看護師から、
「最近増えている高齢な重症IHD患者は病態回復が遅くて、離床進行ペースの調整によく悩む」

□通所や訪問でリハやケアを担うスタッフから、
「サービス利用者で心臓（冠動脈3本）は治療の必要なしと診断された方がいるけど、いまだに胸の症状を訴えてる」

　これらの“なぜ？”を紐解くためにも “虚血deナイト”に参加して知見をアップデートしておきましょう！

10月30日19：00～20：30
□第1夜 「令和におけるIHD患者の特徴とINOCAを学ぶ夜！」
　最初の夜は、ここ数年で大きく変化したIHD治療に関する知見を一気にアップデートして頂きます。まず臨床で活躍する医師から、最新のIHD治療の動向や、2023年に新しくガイドラインへ掲載された狭心症“INOCA”についてお話頂きます。更にこれから目にする機会が増えるであろう、INOCA症例に対する退院後のリハビリテーションの経験を、いち早く臨床の最前線で活躍する理学療法士から共有していただきます。

□ 特別講演（50分）
テーマ ： 令和におけるIHD患者の特徴と新しい狭心症INOCAとは？
　　　座長　西川 淳一（帝京大学医学部附属病院）
　　　講師　片山 大河先生 （帝京大学医学部内科学講座）
□ 症例検討（40分：発表＋質疑応答20分、2演題）
テーマ： INOCA症例に対する理学療法の経験
　　　座長　武市 尚也先生（聖マリアンナ医科大学病院）
　　　　　　嶺井 陽先生（琉球大学病院）
　　　症例①　冠攣縮 INOCA症例
　　　　　　講師　猪熊 正美先生（群馬県立心臓血管センター）
　　　症例②　微小血管障害 INOCA症例
　　　　　　講師　井上 魁先生（帝京大学医学部附属病院）

10月31日19：00～20：30
□第2夜 「ハイリスクIHD患者に対する“悩ましい理学療法の経験”を共有する夜！」
　2日目の夜は、臨床でしばしば出会うエビデンスの確立していない症例に対する理学療法をテーマにしました。“成功体験”や“ほろ苦い経験”を、テーマにちなんだ最新トピックと併せて、臨床の最前線で活躍するエキスパートから共有していただきます。明日の臨床で後悔しないためのリアルな知見が得られる貴重な時間となるでしょう。

□ 症例検討（80分：発表＋質疑応答20分、4演題）
　　　座長　中尾 周平先生（鹿児島大学病院）
　　　　　　曽田 武史先生（鳥取大学医学部附属病院）
　　　症例①　入院中に心破裂を起こしたIHD症例
　　　　　講師　田屋 雅信先生（東京大学医学部附属病院）
　　　症例②　血圧が維持できず離床に難渋したRMI後の低心機能症例
　　　　　講師　三上 健太先生（岩槻南病院）
　　　症例③　左室収縮能の低下した高齢IHD症例に対する理学療法
　　　　　講師　大橋 悠人先生（札幌ハートセンター）
　　　症例④　Type2 急性心筋梗塞に心不全を合併した症例
　　　　　講師　吉沢和也先生（聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院）