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学会研修会

オンライン(WEB)
2024.07.04掲載

手関節の運動器リハビリテーション 〜手関節の機能解剖とADL改善〜

<早期割引中>
《2024年9月19日》13:00までのお申し込みで2,200円OFF
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手関節リハビリの難しさといえば
運動器疾患リハビリの中でも、手関節のリハビリで感じる難しさがありませんか?

「レントゲンを見ても、リハビリで何をしていいかわからない」
「リハビリを続けても手指や手関節に拘縮や痛みが残ってしまう」
「浮腫がなかなか改善しなくて、自主トレを指導しても良くならない」
「そもそも手関節の解剖学や触診など、基礎知識が曖昧」
臨床現場からはこのような声が聞かれます。

リハビリ対象となる手関節の運動器疾患といえば高齢者に多いと言われる「橈骨遠位端骨折」が代表的です。
あなたも、その難しさを感じたことがあるのではないでしょうか?

その解決方法について考えてみましょう。

■解決のポイントは4つ
橈骨遠位端骨折に絞って考えてみましょう。難しさを克服するポイントは4つあります。

●構造の理解:
レントゲンの画像や体表から状況を予測できないと、リハビリで何を行うかの計画は立てられません。頭の中でイメージできるまで解剖学をおさらいして、体表から触れて確認できると機能制限の原因が想像できるようになります。

●病態の理解:
次に、これらの基礎が確認できたら、「レントゲンでの注目ポイント、術後の確認事項、浮腫などリスク管理」などを頭に入れましょう。「骨折」の病態と、「浮腫」などの反応についてわかってくると「何が起きているか、どうすれば良いか」が明確になります。

●治療法の理解:
治療法は大きく分けて保存療法、手術療法があります。それぞれの目的や利点と欠点を把握しましょう。手術療法に関しては、それ自体が「侵襲」なので手術そのものの影響もリスク管理に関係します。術式や侵入方法や固定材について知っておくと良いでしょう。

●ADLを意識したアプローチ:
「手以外への指導」と「実生活で使えること」は大きな意味を持ちます。それはADLに直結するからです。「橈骨遠位端骨折 臨床ガイドライン2017」で言われているように、手指、手関節、肘関節、肩関節との関係は無視できません。手関節の可動域だけ良くなっても「実際の生活で使える手」でなければ、ご本人は納得してくれません。「生活で使える手」がゴールになるとも言えます。


■半年過ぎても回復する
橈骨遠位端骨折リハビリのポイントを見ていただきました。
機能改善に向けた取り組みは、セルフエクササイズなどの患者本人の協力なしではうまくいきません。
患者自身の取り組みを妨げるのが「痛み」や「浮腫」です。
そういった症状の対処法を適切に導くガイド役として、私たちリハビリスタッフが存在します。
橈骨遠位端骨折は発生率が高く、『患者へのリハビリテーションプログラムの指導は機能回復に有用である』*と推奨されている骨折です。

特に、
機能回復が大きい骨折後6ヶ月以降も1年以上にわたって徐々に回復することから、急性期から生活期まで継続したリハビリテーションが重要だ
と言われています。(*橈骨遠位端骨折 臨床ガイドライン2017より引用)

受傷から時間が経ってしまった場合でも、あなたが患者さんを適切に導けるように、ご提案があります。


■講義内容の詳細
手関節運動器疾患の代表例でもある橈骨遠位端骨折にフォーカスしたオンラインセミナーを作業療法士の石田先生に行ってもらいます。

このセミナーでは
・手関節リハビリ介入に必要な機能解剖の知識
・レントゲンと、術後に見るべきポイント
・“生活で使える手”へのアプローチ方法
について学べます。

第1回:2024年 10月10日(木)20:00〜21:00
・手関節の基礎
手根骨の理解 近位手根列と遠位手根列の把握
体表解剖から理解を深める
手関節の関節の基本(リングセオリーの理解)
・レントゲンの見方
手関節のレントゲンの見方のポイント説明
・臨床のヒント
手根骨の骨化と年齢による握力の変化
小指の痺れの理解
・使いやすい手とは?
・触診動画
手根骨

第2回:2024年 10月24日(木)20:00〜21:00
・橈骨遠位端骨折の理解
受傷起点から考える
・橈骨遠位端骨折の合併症
・尺骨突き上げ症候群
・橈骨遠位端骨折のレントゲンの見方
・橈骨遠位端骨折のアプローチ
皮膚への対応
浮腫対策
術後に起こるトラブルへの対応
可動域制限へのアプローチ
回内外への考え方
・適切な患者指導

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研修会詳細

主催
一般社団法人 国際統合リハビリテーション協会
開催日時
第1回:2024年10月10日 木曜日 20:00~21:00
第2回:2024年10月24日 木曜日 20:00~21:00


*質疑応答とアンケート回答の時間を含みます。終了時間は余裕を持ってご参加ください。
*受講者には当日の収録動画を、1週間後からご視聴いただけるように配信いたします。(1ヶ月限定)
当日の参加が難しい場合もご安心ください。
視聴・
支払方法
講師
費用
定価8,800円税込(9月19日 13:00までのお申し込みにて2,200円オフでご受講いただけます)
定員
450名
対象
理学療法士、作業療法士、言語聴覚士
ホームページ
https://seminar.rehacollege.com/p/3PqNyIp6xQBi/BTQVlYwxrDLg?tid=POS

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