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2024.06.29掲載

頚部痛の評価と治療【基礎コースA】可動域制限を伴う頸部痛

全4コースを通じて頚椎のエキスパートを目指します!

頸部痛患者を担当したら、まずレッドフラッグスを除外し、必要に応じて心理社会的要因を評価し、系統的な問診・身体評価にて、頸部痛を分類し機能障害因子を特定します。

可動域制限を伴う頸部痛の場合、可動域制限および疼痛誘発動作が存在します。

自動運動テスト・複合運動テストにて可動域制限および疼痛誘発動作の部位・方向を判断し、疼痛軽減テストで関節および軟部組織を判別、他動生理的運動テスト・他動副運動テストにて分節を特定します。

頚椎は機能的に上位頚椎(C0‒2)、下位頚椎(C2‒7)、上位頚椎(T1‒4) の3 部位に分けられるため、身体評価では、3部位を評価します。また、隣接関節である胸椎の可動性の評価も非常に重要です。頚椎と同時に胸椎の機能を評価し、同時介入することで治療効果を高めることが期待できます。
 
基礎コースAでは、頚部痛の分類、頸部痛の機能障害因子、頚椎・胸椎の機能解剖、頚椎・胸椎の身体評価、可動域制限を伴う頚部痛に対する介入(関節モビライゼーション・PRI)について学習します。
  
また、臨床で遭遇することの多い典型的な可動域制限を伴う頸部痛を想定して模擬練習を行います。問診10分、身体評価15分、介入10分、説明5分、を目標としています。
 
臨床で本当に必要な知識・技術に焦点をあてながら、よりシンプルにわかりやすく伝えることを大切に、すべての受講者に適切な技術をフィードバックできるように少人数にて開催しています。
 
頚部痛の評価・治療を学びたい方、頚椎のエキスパートになりたい方、頸部痛がある方・治療してほしい方、ぜひご参加ください。

 
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講師 中村 幸之進 

理学療法士・マリガンコンセプト認定セラピスト
脊椎からだラボ 代表
脊椎徒手療法研究所 所長
西東京かとう整形外科クリニック リハビリテーション科 科長
北里整形外科 リハビリテーション科(非常勤)

2009年、理学療法士免許取得。オーストラリア留学を経て、2015年、脊椎をわかりやすく教えたい、苦手を得意にして欲しいという思いから、脊椎徒手療法研究所を設立。脊椎に関連する徒手療法の知識・技術の共有・普及を目的に活動を開始する。現在、東京都の整形外科クリニックと業務委託契約を結び、脊椎疾患を中心に年間300名以上の患者のリハビリテーションに携わる。
  
<論文・書籍>
頸部の機能解剖と理学療法, 理学療法ジャーナル, 医学書院(2022)
肩関節痛・頸部痛のリハビリテーション (痛みの理学療法シリーズ) :分担執筆(2018)
非特異的腰痛のリハビリテーション (痛みの理学療法シリーズ) :分担執筆(2018)

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研修会詳細

主催
脊椎徒手療法研究所
開催日時
2024年9月22日(日)9時〜17時半まで
開催地
〒202-0004 東京都西東京市下保谷4-12-21リベルタヴィラ1F
西武池袋線保谷駅 北口 徒歩2分
講師
中村 幸之進(理学療法士・脊椎徒手療法研究所 所長)
費用
12,500円(税込)/ 再受講 10,000円
定員
8名
対象
理学療法士・作業療法士・鍼灸師・柔道整復師
ホームページ
https://spinal-mt-lab.com/

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