理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が集うリハビリ情報サイト
視覚と運動の繋がり〜臨床に役立つ視覚の評価〜
最近ではビジョントレーニングというワードを耳にすることも多くなり、視覚が運動に関わるとても重要な役割を果たすことが知られてきました。実際に私たちが姿勢制御に使っている感覚情報は、視覚が約80%と体性感覚やその他の感覚よりも多いとされています。
臨床場面では、体幹の回旋に対するアプローチはよくありますが、この場合も視覚の影響は大きいかもしれません。例えば、左右の視力が異なる場合、姿勢の代償が生じることは容易に想像できると思います。しかしメガネで視力の補正がされてもまだ捻れている場合があります。これには、眼球を動かす筋肉の影響が考慮されていないことが考えられます。目の筋肉が身体と連動して上手く働かない場合、代償として首や身体が動いてしまったり、身体は過緊張になってしまうこともあります。痛みや怪我に繋がってしまう要因の一つとして目の筋肉の働きを含む視機能が上手く働いていない可能性があります。
視機能とは何か?
私達が一般的に『視力』と呼んでいるものは、純粋に『対象そのものを見る力』のことです。これに対し視機能とは『対象を正確に捉え、それに伴う身体動作を正確に脳に伝える力』です。野球に例えるなら、遠くにあるボールを見る能力が視力、飛んできたボールを捉えて打つ能力が視機能に当たります。
視機能は理学療法士、作業療法士、パーソナルトレーナーなど運動に関わる専門家がアプローチできる機能です!
<こんな症例は視機能の影響大きい可能性あり>
●何度介入しても頸部や体幹が捻れてしまう
●バランスが悪い(片足立ちやタンデムポジションが不安定)
●筋骨格系(筋や関節)に対するアプローチをしても動作の改善が乏しい
●デスクワークなどで肩こり、頭痛、腰痛
●小さい頃から運動が苦手だった
●動作指導が上手くいかない
<視機能向上で期待できること>
●姿勢制御や運動機能の向上
●仕事や趣味などパフォーマンス向上
●認知機能の低下防止
●バランス向上/転倒予防
●眼精疲労の軽減など
ビジョントレーニングというと、スポーツ選手や発達障害のこども向けなどといったイメージがある方もいらっしゃるかもしれませんが、子どもからご高齢者までどんな方にも有効です。
【プログラム】
①視機能の構成
②7つの視知識
③屈折異常(遠視、近視、乱視)
④屈折異常と重心動揺
⑤視覚と姿勢制御
⑥眼位評価法
⑦臨床で使える評価法
⑧臨床で使える介入法
⑨事例解説
【講師紹介】
小松佳弘(こまつ よしひろ)
・株式会社パーソナルグラスアイックス常務取締役
・ツァイスビジョンセンター銀座店、福岡店:検眼士
・ビジョンアセスメント株式会社 代表取締役
・児童発達支援&放課後等デイサービス『びじょん』代表
・一般社団法人ビジョンアセスメント協会 代表理事
・小松式ビジョントレーニング®︎
経歴:早稲田大学人間科学部スポーツ科学科コーチング理論、心理カウンセリング専門学校、キクチ眼専門学校、筑波大学人間総合科学研究科体育学専攻体育心理学領域修士、ライフキネティックパーソナルトレーナー
スポーツ分野での活動:福岡ソフトバンクホークス、東京ヤクルトスワローズ、広島東洋カープなど球団、KBL(韓国バスケットリーグ)、日本代表7人制ラグビー、パラリンピック車椅子バトミントン、プロキックボクサー、ボルダリングオリンピアなど多数
教育分野での活動:飯塚市発達障害の可能性のある児童生徒に対する早期支援事業(文科省委託事業)、福岡県内特別支援学校、飯塚市教育委員会主催「学習と生活における視機能の重要性」、法務局管轄少年院、子育て支援団体、発達障害デイケア施設、フリースクール、AZCAREなど
【参加費】
15000円
【定員】20名 ✳︎決まり次第終了
【応募締め切り】6月7日21:00まで
【応募方法】下記の申込フォームより
【キャンセルポリシー】
2週間前まで100%返金
1週間前まで50%返金
それ以降は0%
【お問合せ】
ご応募に際して、何かご質問などありましたら、
事務局(澤口知良) info@mlabpt.com までご連絡をお願い致します。
管理No:91854閲覧回数:1330回この情報を印刷する
研修会詳細
お問い合わせ・お申し込み
近日開催オンラインセミナー
2024.06.26開催
【オンライン】2回コースで学ぶ!移乗動作のバイオメカニクスと動作分析
【オンライン】2回コースで学ぶ!移乗動作のバイオ…
2024.06.27開催
訪問リハビリテーション入門 訪問リハビリテーション実践編【佐藤幸喜先生】
訪問リハビリテーション入門 訪問リハビリテーショ…
2024.06.27開催
片麻痺の食事動作と治療 6月27日(木)20:00~オンラインセミナー
片麻痺の食事動作と治療 6月27日(木)20:0…
2024.06.27開催
理学療法士のための膝関節屈曲制限における制限因子の推測方法と運動療法
理学療法士のための膝関節屈曲制限における制限因子…
2024.06.27開催
理学療法士・作業療法士のための脳卒中片麻痺の上肢機能評価とADL練習法|一括申込
理学療法士・作業療法士のための脳卒中片麻痺の上肢…
2024.06.27開催
理学療法士・作業療法士のための脳卒中片麻痺の上肢リーチ機能リハビリ|一括申込
理学療法士・作業療法士のための脳卒中片麻痺の上肢…
2024.06.27開催
理学療法士・作業療法士のための脳卒中片麻痺の上肢リーチ機能リハビリ|上肢機能と体幹・バランス活動の関係性
理学療法士・作業療法士のための脳卒中片麻痺の上肢…
2024.06.28開催
【河重俊一郎先生】臨床現場で活きる筋力トレーニングの知識と実際(リピート配信)
【河重俊一郎先生】臨床現場で活きる筋力トレーニン…
2024.06.28開催
整形外科疾患の肩甲帯・腰椎・骨盤帯のスタビリティエクササイズ
整形外科疾患の肩甲帯・腰椎・骨盤帯のスタビリティ…
2024.06.28開催
作業療法士向け脳血管障害の高次脳機能障害に対する評価とリハビリ|失行編
作業療法士向け脳血管障害の高次脳機能障害に対する…
2024.06.26開催
【オンライン】2回コースで学ぶ!移乗動作のバイオメカニクスと動作分析
【オンライン】2回コースで学ぶ!移乗動作のバイオ…
2024.06.27開催
訪問リハビリテーション入門 訪問リハビリテーション実践編【佐藤幸喜先生】
訪問リハビリテーション入門 訪問リハビリテーショ…
2024.06.27開催
片麻痺の食事動作と治療 6月27日(木)20:00~オンラインセミナー
片麻痺の食事動作と治療 6月27日(木)20:0…
2024.06.27開催
理学療法士のための膝関節屈曲制限における制限因子の推測方法と運動療法
理学療法士のための膝関節屈曲制限における制限因子…
2024.06.27開催
理学療法士・作業療法士のための脳卒中片麻痺の上肢機能評価とADL練習法|一括申込
理学療法士・作業療法士のための脳卒中片麻痺の上肢…
2024.06.27開催
理学療法士・作業療法士のための脳卒中片麻痺の上肢リーチ機能リハビリ|一括申込
理学療法士・作業療法士のための脳卒中片麻痺の上肢…
2024.06.27開催
理学療法士・作業療法士のための脳卒中片麻痺の上肢リーチ機能リハビリ|上肢機能と体幹・バランス活動の関係性
理学療法士・作業療法士のための脳卒中片麻痺の上肢…
2024.06.28開催
【河重俊一郎先生】臨床現場で活きる筋力トレーニングの知識と実際(リピート配信)
【河重俊一郎先生】臨床現場で活きる筋力トレーニン…
2024.06.28開催
整形外科疾患の肩甲帯・腰椎・骨盤帯のスタビリティエクササイズ
整形外科疾患の肩甲帯・腰椎・骨盤帯のスタビリティ…
2024.06.28開催
作業療法士向け脳血管障害の高次脳機能障害に対する評価とリハビリ|失行編
作業療法士向け脳血管障害の高次脳機能障害に対する…
情報提供
皆様からリハビテーションに関する情報を広く募集しております。こちらよりお寄せください。
オフライン(対面)埼玉県
文京学院大学 生涯学習センター 文京学院大学 生涯学習センター
理学療法士臨床ブラッシュアップコース C:オムニバス 理学療法士臨床ブラッシュアップコース C:オムニバス
オフライン(対面)埼玉県
LSP LSP
慢性腰痛に対する機能解剖学的運動療法 慢性腰痛に対する機能解剖学的運動療法
オフライン(対面)埼玉県
一般社団法人キネシオテーピング協会関東支部 一般社団法人キネシオテーピング協会…
キネシオテーピング基礎講座 埼玉 キネシオテーピング基礎講座 埼玉
オフライン(対面)埼玉県
(主催)株式会社ピコグラム 地域ケアステーション ゆずり葉 (共催)認知作業療法研究会/日本リハビリテーション・カウンセリング研究会 (主催)株式会社ピコグラム 地域ケ…
初めてでも分かる 認知行動療法 初めてでも分かる 認知行動療法
オフライン(対面)埼玉県
埼玉川平法研究会|一般社団法人日本リハフィット協会 埼玉川平法研究会|一般社団法人日本…
第10回|促通反復療法「川平法」の基礎理論と上肢 編 第10回|促通反復療法「川平法」の基礎理論と上肢 編
オフライン(対面)埼玉県
一般社団法人 日本ボバース講習会講師会 JBITA 一般社団法人 日本ボバース講習会講…
Bobath Introductory Module【2】(ボバース イントロダクトリーモジュール 2)『埼玉』 Bobath Introductory Module【2】…