患者が安心でき、地域から信頼される病院を目指します。

　平塚共済病院は大正8年に開設され、令和元年には創立100周年を迎えました。当初は海軍共済組合の施設でしたが、現在は湘南西部における地域医療支援病院となっております。近隣の医療施設、介護施設、行政と緊密に連携し、地域の医療を支えることを使命と考えております。

　救急診療においては、救急センター、心臓センター、脳卒中センターが24時間体制を取っており、年間7,700件の救急車を受け入れております。また、手外科センターを有する整形外科では多くの紹介受診に対応しております。さらに当院は神奈川県がん診療連携指定病院として呼吸器、消化器、乳腺、泌尿器、血液系のがん疾患を中心に集学的治療を行っており、緩和ケアにも力を入れております。併設された訪問看護ステーション「さくら」は24時間体制で訪問看護を行っておりますが、急性期医療から在宅医療までの地域完結型医療に貢献したいと考えております。

　その中で当院のリハビリテーション科は、リハビリテーション科医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士により構成されています。

　患者さんの視点に立ち、患者さんの人権・プライバシーを尊重したリハビリテーションを提供します。また、急性期病院として早期からのリハビリテーションを実施するなかで、安全を第一に考え、医師や看護師など多職種との連携を図り、質の向上に努めています。

　対象疾患は脳血管疾患、整形外科疾患、心大血管疾患、呼吸器疾患、がん疾患です。それに加え、入院や治療、臥床に伴う機能の低下（廃用症候群）に対しても介入しています。